【Ambientone】
いつもご愛読ありがとうございます。
最近JK氏にブログネタを提供していただいてる気がする横内です。
▶【Ambientone】のコンパクトエフェクターの
サウンドと制作者のコメントのご紹介です。
制作者の解説を交えたコメントですので、
今回長めの記事となってしまっております。
最後までサウンドとコメントを読んでいたければと思います。
Echoplex [ AT/B-002 ] / Ambientone
近年ではエコープレックスのプリアンプ部分を参考にしたペダルが増えてきました。
特に数多くの伝説のギタリストたちが愛用したMaestro Ep-3 エコープレックスのプリアンプ部は増幅量も実際にはそこまで大きくはありませんが、
ミドルをピークに芳醇な倍音を加え、音を太く、艶やかに増幅してくれます。
独特の甘い質感を持ったブースト感は、ブリティッシュロックサウンドを
再現する強い味方になってくれること間違いなしです。
しかし、多くのエコープレックスを再現したペダルの多くが、
実際のエコープレックスのプリアンプ部分の増幅量よりも大きな増幅量をもっているものが多くあります。
また中核となるFETトランジスタはTIS-58と呼ばれるもので、
現在では入手することも困難で、
忠実にかのプリアンプを再現したものを作ることもむずかしく、
また回路を完全に再現したとしても電源電圧に18Vを必用としてしまいます。
そこで私達は、実際にTIS-58を使用したエコープレックスプリアンプを元に、
一般的なギターに使われる電源電圧である9Vで、
可能な限りTIS-58を使用したエコープレックスプリアンプに近い音を、
現代の安定したとあるFETトランジスタと、
古来からの定番品であるオレンジドロップ、
そして古き良き時代のカーボンコンポジション抵抗で再現いたしました。
このエコープレックスプリアンプは、
可能な限りオリジナルのプリアンプに近づけて設計しておりますので、
エコープレックスインスパイア系プリアンプと比べると、
増幅量幅はかなり小さいものとなっております。
しかし、その独特の甘い風味と独特の柔らかなエッジをもったブースト量は病みつきになります。
特に60-70年代のブリティッシュロックを再現するのにオススメです。
基本的に増幅量も多くないため、かけっぱなしでお使いいただくことがおススメですので、
Ambientoneではバリエーションとして、
ほぼユニティゲイン(等倍)設定でお使いいただけるバリエーションをご用意しております。
FET Booster [ AT/B-003 ]
フェンダーアンプ初段回路を、FETで再現しブースターとして使用できるペダルが00年代初頭近くから生まれ人気を博し、
現在でも多くのバリエーションが生まれています。
これらのペダルは、真空管の代替として、動作挙動が近いといわれている、
FETを使用した非常にシンプルな回路でありながら、その動作のナチュラルさ、
ヴォリューム操作への追従性の良さから、一味違う自身のプレイを
そのまま映し出す鏡のようなペダルだといえるでしょう。
同じ定数で組み上げたとしても、回路のシンプルさゆえにビルダーの使う部品、
配線の方法また部品同士の足の距離ですら、音に変化を加える要因となっています。
当社では、電源回路には現代的なオーディオグレードコンデンサーを使用し、
不要なノイズを抑え古き良きカーボンコンボジション抵抗と、
現代的な高精度の抵抗を必要箇所にブレンドいたしました。
またFETの個体一つ一つに合わせた調整をおこなっております。
出力が強いギターにお使いいただければ適度な歪も生まれ、真空管アンプや、
お気に入りの歪ペダルの前につないでいただければ、
倍音を加える良きブースターとしてもお使いいただけます。
単体でお使いいただければ弾き方やコントロール操作、
ギター本体の特性が強く反映される味わいの深いペダルとなっております。
AT/D-001 Over Drive
みなさんは緑の筐体のオーバードライブをその目に入れたとき、
もはや定番となったかのオーバードライブを連想されるかと思います。
また今や、その伝説的な緑のオーバードライブを元に数多くのオーバードライブ生み出されて来ました。
そんな伝説への私達からの新解釈が、今回の濃い緑のオーバードライブになります。
トーン回路部とクリッパー部、そしてオペアンプ部を中心に変更を加えていくことで、
独自性をもった凛とした骨格を加えることでともすれば甘い質感だけが目立つ音になりがちな音に凛とした高域と、
しっかりした存在感のある輪郭を加える方向に設計いたしました。
存在感はありつつも、低域はある程度引き締めてあることも特徴の一つでしょう。
また、トーン回路も高域成分の変化に加え、若干のゲイン量の変化にもかかわっており、
トーンノブを最大にあげた際には一種の飛び道具のようにそれまでのオーバードライブトーンから、
打って変わってファズのような音像を作り上げることも可能です。
このモデルはダイナミックモードとシリコンモードの2つのモードを兼ね備えており
シリコンモードではTSを元にしたハードクリッピングによる適度なコンプレッション感と甘さをもったオーバードライブになっており、
これ単体での軽い歪やアンプをある程度歪ませ、タイトさとミドルの艶を加えるためのブースターとして最適なモードになっています。
ダイナミックモードでは打って変わって荒々しいダイナミックな音となり、
いわゆるアンプライクなコンプレッション感の少ないダイレクトなサウンドが
特徴のモードとなっています。
ピッキングにしっかりと食いついてくれるガッツのある高域と、存在感はありつつもブーミーにならない低域が特徴です。
歪の送料はシリコンモードよりも少なくなっていますが、
アウトプットレベルがシリコンモードに比べて非常に高く、
いわゆるケンタウロスでブーストするようなある種の
クリーンゲインブースターのような使い方やアウトプットレベルの高さを生かし、
真空管アンプや、お気に入りの歪ペダル自体の歪をさらに骨格を
加えて押し出すような使い方がおすすめです。
電源電圧はもちろんいまや定番の18Vにも対応しており、
ヘッドルームを稼ぐことでよりピッキングの追従度が上がり
クリーンなトーンとなります。
内部パーツもオペアンプやオーディオ用電解コンデンサの採用をはじめ、
高品質なものを使用しております。
AT/F-001 Fuzz
近年では、良質なゲルマニウムトランジスタの入手が極めて難しくなってきました。
伝説的な名機に搭載されていたAC128や、OC44はますます枯渇し、
よしんば入手することができたとしても、
それが良質のFUZZを生み出すことができる特性をもつ個体とは限らないのです。
また、ゲルマニウムトランジスタは部品そのものの選定も、
現代の安定したシリコントランジスタと比べむずかしく
温度によっても動作が安定しない極めて不安定な技術の時代の産物です。
現在は、いったいいくつのそれらのゲルマニウムトランジスタが良質なFUZZを作るのに適している個体が残っているかもわからず。
(代表的な上記の2つは、すでに入手が難しく同じ系統のゲルマニウムトランジスタへ置き換えているメーカーもあります。
しかし、同じゲルマニウムトランジスタであれば、AC128やOC44といった、
かつてのゲルマニウムトランジスタと同じ音がでるわけではない
という難しさもFUZZは抱えています。
また、どの程度の数のゲルマニウムファズが、
入手難易度の高い(同時に単価が高いことを意味します。)
きっちりとした方法で選定されたゲルマニウムトランジスタを使用しているのかもむずかしいポイントの一つです。
従来の方法で正しく製造されたゲルマニウムファズのクローン達は、
ポジティブグラウンドと呼ばれる仕様で現代的なエフェクターとのパワーサプライの共有ができなかったりします。
(この問題を解決するためにネガティブグラウンドにするためのICをいれたものや、回路の電源位置をいじっているものもあります。しかしそれらは完全な再現とはいえず、ICによる新たな電源ノイズの問題を生み出したりもします。)
今回私達が提案させていただきますFUZZはあえて動作が安定せず、
選定すら不安定なゲルマニウムトランジスタは使わず、
かといって現代的なギター側のヴォリュームを絞った状態でも
クリーンを得にくいハイゲインなシリコントランジスタは使用せず。
ギター側のヴォリュームを絞った状態においては鈴なりのようなクリーンを得られ、
VOLをあげればFUZZらしい歪が得られるFUZZサウンドを得られるシリコントランジスタを発見しました。
(トランジスタの外観から、ビンテージBIG M〇FFでの内部で見たことがある!と博識の方ならお気づきいただけるかと思いますが、
FS36999や2N5133ではありません。)
苦肉の代替ゲルマニウムトランジスタではなく、
この安定したシリコントランジスタを使用し、トランジスタ1個体ごとに合わせた調整を行い。
ある意味ではファズの黄金律ともいえる内部定数のセオリーをあえて破り、
理想のファズサウンドを追求しました。
安定した品質と、現代的な使用感の両方を兼ねそろえたファズをお楽しみください。
受注制作も承っております
いかがでしたでしょうか?
少しでも気になった方や、ご購入検討されている方は
ぜひ、AmbientoneのHPを覗いてみてください
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