JAZZ BASS ピックアップ交換 DUNCAN編
最初に
こ
ん
ば ん は JKです!
今日もリペアブログ出張偏ということで、SOAR MUSICさんに
お邪魔しています!
12月8日といえばそう!
J.K.ローリング氏のハリーポッターと賢者の石の
日本での発売日ですね!
当店にも永劫の時を生きる広島出身の魔法使いが一人いるのですが、
ハリーポッターで描かれている魔法の世界というのはどの程度リアルなのかを
問い合わせてみたところ7割強ぐらいはあっているとおっしゃってました。
乗せかえるのはダンカン!!
さて、今回はお預かりいたしましたジャズベースのピックアップ交換です。
今回お持ち込みいただいたモデルは SEYMOUR DUNCANのSJB2のセットです。
ジャズベース用のリプレイスメントピックアップの中では定番の一品です。
ミドルがブリブリしたジャズベースセットの代名詞といっても過言ではなく、
とりあえずこれを選んでおけば間違いがないシリーズの代表格ですね!
配線材もアップグレード
また、配線の信号線が通る部分のみ、クロスワイアにてアップグレード作業を
同時にご依頼いただきました。
ヴィンテージフェンダーや、現在でもカスタムショップ製の
ハイグレードモデルに採用される古来からの配線材で、
別名プッシュバックワイアーとも呼ばれます、
むしろ海外ではプッシュバックワイヤーのほうが通りがよいかもしれません。
長年フェンダーで採用されてきただけあり、
品質も確かで交換する前の芯径に比べて、
クロスワイアーのほうが芯径が太いので、
今回交換するピックアップとの相性もばっちりです!
今回、ピックアップ交換と一部の配線材の交換も同時にご依頼いただきましたので
簡易的にではありますがVOLポット部のアース配線部が少々つき方が甘かった
部分がございましたので修繕しておきました。
交換後の音は太くパンチがきいていますが、
同時にしっかりとした抜け感と存在感が
あり非常に重心の安定したベースとして良質な音に変化したと個人的に思います。
カスタマイズ提案
これ以外にも、音を太くするための構造といたしましては
フロントピップアップとリアピップアップが、
直列につながるようにするターボスイッチをつけたり、コンデンサを変更する
ことぐらいでしょうか。
しかし、トーンを使わない人の場合、
ジャズベースの通常のコンデンサの配線におきましては
フル時には基本的にコンデンサがマウントされている端子自体に、
電気的接続がおこなわれませんので、
トーン自体を普段からよく使う方にとっての改造といえるかもしれません。
作業完了
写真は作業後しかとってなかったので、
作業した箇所だけでもよければご覧ください。
今回はPUの交換と信号線のみの交換のご依頼でしたが、
ポット背面のブリッジアース部が浮き気味になっておりましたので、
その部分のみアースは手直しさせていただきました。
ながくなってしまったのでこのへんで!
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