ジャンク機体再生への道                     (配線黎明編)

その他, 改造

こんばんは!JKです!

今日はジャンクベース修理企画の番外編として

作業する人間がJKに代わっての配線編です!

11月23日といえばそう!

アメリカ南北戦争におけるミッショナリー・リッジの戦いですね!

後に大統領となる北軍の英雄ユリシーズ・グラントが

ブラグストン・ブラッグを破った戦いですね。

北軍の英雄であった彼は、その後ユリシーズグラントは大統領になるも、

歴代最悪の大統領と呼ばれてしまうこともあり、

その栄光に影をさしてしまっています。

まるでディストーションとオーバードライブのような関係ではないでしょうか。

みなさんも一度このことに関して

じっくりと考えていただきたいとおもいます。

本題

バイザウェイ今回はジャンクベースを修理するだけでは面白くないので、

今回は上位機種と同じ、ターボスイッチをつけてみることにしました!

ジャズベースは通常、フロントとリアのピックアップは

ジャズベース並列(パラレル)で繋がっています。

ストラトでいうところのハーフトーン状態ですね。

ターボスイッチはそれらのピックアップを

直列(シリーズ)になるように繋ぎ変えるスイッチです。

フロントピックアップとリアピックアップでハムバッカーを作るイメージです。

君ひとたびそのノブ引き上げれば、そのパワーも上がりけり、

それすなわち太い音を生まんと上杉謙信も言っていた気がしますし、

言ってなかった気もします。

せっかくなので、現在の配線に手直しを加えようと思います!

はんだを除去する際に使う器具はいろいろありますが、
このようにポットの裏を除去する場合はキュッポンスッポンよりも

ハンダ吸い取り機

半田吸い取り線を使うのがおススメです。

ハンダ吸い取り線

また、古くなってしまった半田の場合、

熱を加えるだけではなかなかはんだが溶けないので、

新しいはんだを少し流してあげることで溶けやすくすることができます。

フラックスや、フラックス除去剤をつかって、

より綺麗にポット裏を一度清掃することも可能ですが、

このタイプのポットの場合、長い時間熱を当てすぎてしまいますと、

いともたやすくおこなわれるえげつない行為のようにポットにダメージがでて

ガリノイズの原因となってしまいますので、ほどほどにしておきます。

ハンダのコツ

完璧に綺麗に仕上げる場合、

一見はんだ自体は表面に残っていなくても

ポットの背面にフラックスが残っている場合があり、

そのフラックスが原因で綺麗なはんだの球面をつくるには

はんだ選びやコツが必要となってきます。

フラックスが残った場所に改めてはんだし、

べちゃっと広がりそれを手直ししようとまた吸ってを

繰り返してしまうと結果としてポットの故障につながってしまいますので

お気をつけください。

綺麗に仕上げるには、粘度の高いはんだをつかって、

フラックスが広がっていない場所を見つけて

作業するのがオススメです。

作成途中の段階ではノブは押し込んだ
状態でターボモード

最後に

身も心も凍えそうなこの冬に、

あなたも温かいはんだごてを抱き寄せてみてはいかがでしょうか。


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