
テレキャスターシンラインのジャック交換 リペア編
いつもご愛読いただきありがとうございます。
今回はリペア編
今回は当店の配線担当JK氏の特集的なやつです。
今回のリペア機体はこちら
お客様からお預かりしたのは、こちらのBacchusユニバースシリーズ
テレキャスターシンラインモデル
このギターの不具合としては、
シールドの種類によって、音が出たり、出なかったりするとのこと。
考えられる要因は大まかに2つ
①ギターの配線材の劣化、または断線
②ジャックの経年による劣化、、または故障
それではジャックを外して原因を探っていきましょう!

交換前

写真ではわかりづらいですが、ジャックの内側をよーく見ると、「バリ」があります。
「バリ」とは金属やプラスチック、ゴムなどを加工するときにできる「出っ張り」やギザギザのことです。
日本語では「かえり」ともいいますが、英語が語源の「バリ」が一般的な呼称です。
おそらく、このバリが悪さをしてシールドによって相性が生まれてしまっています。

新品のジャックに交換中のJK氏
今回新しく付け替えるのは、スイッチクラフト製のモノラルジャックです。
このメーカーを使っていると一安心っていうくらい、
各ギターメーカーが使っている印象です。
交換後

元の配線についていたヤニ部分が茶色くなってでております。
JK氏:「配線材の長さがぎりぎりだったので、
元の配線を切らずにつけなおした為、
元の配線についていたヤニ部分が茶色くなってでております。
この場合はんだ自体がべちゃっと広がりがちになるので、
このように球を作るには少々コツが必要です。
今回は配線の交換なしでのご依頼でしたので、
上記のように配線を使いまわす形となりましたが
新品の線材をつかいますと、被覆部も含めより奇麗に仕上がります。」
とのことです。
配線のやり直し、カスタム依頼も承ります
当店では、お客様のご要望に合わせて様々なカスタムをさせていただきます。
配線材をベルデンに変更や、ジャックをスイッチクラフトへ変更。
ピックアップの交換、ポットの交換など
お客様のこだわりのパーツや、JK氏のオススメパーツを用いて
カスタマイズすることも可能です。
下のリンクからお問い合わせやご質問を承っております。
どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
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