フレットエッジの球状仕上げ

リペア作業, 調整作業

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

冬も過ぎ去り春の香りを感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

春は出会いと始まりの季節。

新しい季節の到来に心躍らせ、
自分も何かを始めようと意気揚々と引っ張りだすギター。

おもむろにネックに手をやると、、、

「む!フレットが痛い!!」


なんていう体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ギターの大部分を占めている木材。
木材は湿度によって膨らんだり縮んだりします。

冬は乾燥するためネック材が縮み、
金属のフレットの端が飛び出してしまうこともしばしば。
こうなると手に当たってとても痛いです。


ということで今回はフレットエッジの加工です。

しかも今回はタイトルの通り球状仕上げを施しました。


最初の状態がこちら。
フレットの端が若干飛び出していることが分かります。

また、もともとフレットエッジがとがった形状をしていたため、
余計に手に当たると痛い状態です。

そして施工後。

ご覧の通りフレットエッジが球状に。
最初の状態と比べると一目瞭然です。

ただエッジを丸めるよりも球状にすることでより手触りがなめらかになり、
なんだか見た目もゴージャスです。


久しぶりにギターを引っ張り出したあなた。
フレットで怪我をしてギターを嫌いになってしまうその前に、
ぜひ一度当店にお持ちいただき、ギターとともに新しい春を迎えましょう。


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 10:00-19:00 ※日曜定休)

〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町2-6-18 1F
ディバイザー製品専門店 SOAR MUSIC バッカス堂
取扱ブランド Bacchus / Momose / STR / Headway 他

リペア修理

音楽スタジオ

音楽教室


コメントを残す