Bacchusギター改造伝(テレキャスター編)

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 こんにちはJKです!今日は前回に続き、BTE-400M OWHの実践改造篇です!人気機種であるテレキャスターだけに改造してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

 6月23日といえばそう!マルタ包囲戦です!
オスマン帝国がスペインのマルタ島を包囲し、マルタ騎士団と激戦を繰り広げました。
 第一次世界大戦がはじまるその日までこの戦争ほど血塗られた戦いはなかったといわれてるとかいわれてないとかどこかで聞いたような気もしますがよくわかりません。
 結果としてオスマン帝国はマルタ騎士団に撃退される形となりました。
ウイーン包囲戦の失敗に続きハプスブルク家によってまたしてもヨーロッパへの影響力をそぎ落とされる形となってしまいました。
 そう、まるで発信系FUZZのように。

 さて、本題はこちら!

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 BTE-400Rの電気パーツ部分を改良していきます。
お品書きは下記の通りどすえ。
1、VOLポットの交換
2、配線材の交換
3、各配線の手直し
4、コンデンサーの交換
5、ハイパスコンデンサーの搭載
以上の5品となります。

では各ルセットを紐解いてゆきましょう。

 まずはVOLポットを某USA大手メーカーが採用している品質の高いポットへと交換いたします。
 しかしながらポットにはインチ規格とミリ規格があり、このギターはミリ規格にて製造されております為、通常のCTSのインチポットをそのままとりつけることができません。
 また、ミリ規格の中でも取り付けシャフトの太さが異なっているものもあり、
7~8㎜のポットとなっています。
 インチサイズのポットは8㎜のものよりも大きい為、ミリサイズのポットから交換する際は穴を広げる必要がでてきます。
 ポット交換には自分のギターの部品の規格を知ることと、己の腕力との相談となっています。

 今回のBTE-400には8㎜サイズのポットが搭載できる穴があいておりました、
ですのでSCUDからでているミリサイズ穴用に調整されたCTSポットを使用します、筋肉に自信のないあなたでも大丈夫、挑戦してみましょう。

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 今回は一般的なテレキャスター仕様のアップグレードが目的となりますので、
ポットの数値はシングルコイルで一般的な250Kを使用いたします。
 しかしながら一工夫を加えることで、テレキャスターらしい
トゥワンギーな音を目指していきます。
 また、全体的な方向性といたしましては所謂ヴィンテージサウンドよりといえる改造かもしれません。

 配線材に関しましては、これまた某大手USAメーカーでも定番の
クロスワイアーにてポット間やセレクター間、ジャックとの接続をおこなっています。
 近年ではUSAシリーズでも上位モデルに当たるモデルにしか採用されていないように思われますので、プレミア感もあるかもしれません。

コンデンサー等についてはまた次回!