BTE-400ってなんですの?その概要と音感のオノマトペ

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 こんにちはJKです!すわ!梅雨かと叫びたくなるほど雨が良く降るようになりましたね!こんな時期はギターのネックのコンディションには要注意です!
湿気と冷房の乾燥の板挟みに合い、引き裂かれてしまう様はまるでビザンツ帝国のようですね!
 6月21日といえばそう!トラシメヌス湖畔の戦いですね。
遥々アルプスを越え、ローマへと進撃したハンニバル率いるカルタゴ軍とローマ軍の戦いの中でも特に有名なものではないでしょうか。
 僅か数時間の間に25000人~3万人のローマ軍勢が敗北を喫した歴史的戦いの一つです。遥か祖国を離れアルプスを越えてローマへ渡り10年以上もの間ローマを苦しめたハンニバルの輝かしい戦略は現代にも受け継がれています。
 特にユニバースシリーズ改造伝に。

 さて、今回の本題はこちら!

 BTE-400 OWHになります。
まずはこのモデルについて簡単な解説をしませう。
BODY:Alder
NECK:Maple
FINGER BOARD:Rosewood
SCALE(FLETS):25 1/2 inch (22F)
MACHINE HEADS:Rotomatic Type
BRIDGE:TE Type Bridge
PICK UPS:Original Single Coil Set
CONTROLS:1Vo, 1Tone, 3Way P.U Selector
BODY FINISH:Urethane Gross Finish
NECK FINISH:Urethane Gross Finish

 やはりこのスペック内で特筆すべきはボディのアルダー材です。
近年では大手メーカーのものでも10万円近くの価格帯でもバスウッドボディのものも多くございますが、テレキャスといえばやはりアルダーとアッシュボディが定番です。
 重量のバラつきが多くなりがちなアッシュボディと違い、ある程度軽量かつ
音質的にもバランスがとれたサウンドがアルダーボディモデルの特徴ではないでしょうか。
 ともすれば高域がきつくなりがちなテレキャスターですが、アルダーボディのタイプはボーカルのバックでも適度に使いやすく感じます。
 アッシュはジャギ!ジャギ!でアルダーはジャキジャキといった感触のオノマトペでしょうか。
よくわかりませんが。

 また、スペックシートに記載されていない特徴といたしましては、
ネックがごんぶとなモデルが多いテレキャスタータイプの中では、
比較的スリムなUシェイプとなっておりますので、手の小さな方でも比較的
演奏のしやすいモデルとなっております。
指板のラディアスも400Rとかなりフラットなものになっておりますので、
弦高を低くセットアップした場合でも、チョーキング時の音詰まりがでにくい
モデルとなっております。
 ラディアスがきつすぎて弦高が下げにくく、ネックもごんぶとな部分が解消されておりますので、
テレキャスでありながらリードギタリスト向けにも使いやすいモデルとなっております。

 次回からはそんなBTE-400を題材に、テレキャスターってこんな風に改造したらおもしろいんではないのでしょうかと問ふ文書をしたためてゆければと思う所存でありませう。

 降りしきる雨の中、外にでれない時こそ練習のチャンスです。
みなさんもギターをそっとケースにしまい込み、パーツ探しのネットサーフィンに旅立つのも趣深いかもしれません。