簡単機体チェックPart.4

おすすめ記事, リペア作業, 調整作業

毎度ご愛読ありがとうございます。

リペアスタッフの平です。

 

今回も引き続き「簡単機体チェック」です。

まだ前回をお読みでない方はこちらからどうぞ。

Part.1 ①ネックの反り
Part.2 ②弦高、③ナット
Part.3 ④ピックアップの高さ

 

 

今回のPart.4は、今までと少し変わって

故障しやすいポイントのチェックです。

 

 

5、アウトプットジャック

 

エレキギターには必ず搭載されているアウトプットジャック。

ここにケーブルを接続し電気信号をアンプなどへ出力します。

 

ジャックは頻繁にケーブルを抜き差しするため、

固定しているナットが緩みやすくなります。

 

また、練習中やライブなどで激しい動きをするとケーブルがねじれ、

ジャックのナットが緩んでいるとジャックが回転してしまい、

ジャックの配線が切れてしまうことがよくあります。

 

配線が切れてしまうともちろん音が出なくなりますし。

もし大事なライブ中に起ころうものなら大惨事です。

 

なので、ジャックが緩んでいると思ったら

スパナなどのレンチでしっかり締めておきましょう。

 

もし切れてしまった場合は専門のお店に依頼しましょう。

 

 

6、コントロール

 

ギターにはボリュームやトーンといった音をコントロールするツマミがついていますが、

これらをコントロールするものをポッドと言い、このポッドがナットで固定され搭載されています。

 

そしてこれもよく動かしますので、必然的にナットが緩みやすくなってしまいます。

 

ナットが緩んでしまうと、ツマミを回した際にポッドごと回転してしまい、

配線が切れることがあります。

 

さらに、そもそもポッドは回して使用するため、

ポッドごと回してることに気づかないことも…

 

なので、ツマミを回して違和感があったりグラグラしている際は、

きちんとナットを締めてあげましょう。

 

 

7、ストラップピン

 

楽器を立って弾く際にストラップを引っかける場所がストラップピンです。

 

ストラップピンは直接ねじ止めされている場合が多く、

ストラップを使用しているとやはりネジが緩んでしまいます。

 

そのまま使用していると演奏中に抜けてしまった、なんてこともしばしば。

ですので、ストラップピンも日頃から気にかけるようにしましょう。

 

ただ注意が必要で、緩むからと言って強く締めすぎてしまうと

ボディが割れてしまったり、ネジ穴が崩れてネジが締まらなくなることがあります。

 

なので、締める際は力いっぱい締めず、

どうしても緩む場合は専門の方に依頼し補強してもらいましょう。

 

 

当店では楽器の調整はもちろん、

状態のチェックや電装系の修理改造なども承っております。

 

質問なども受け付けておりますので

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