【リペア】ポットやジャック、電装部のカスタムに関しまして。

いつもご愛読ありがとうございます。

ここ最近お客様からお持ち込みリペアのご依頼が増えております。

その中でも特に多いご依頼が電装系です。

過去に行った電装系のリペア作業やカスタムのご提案、作業工賃をご紹介していきます。

作業例

特にご依頼が多いのがポット交換です。

・経年劣化によりいつの間にかガリが出てしまった

・トルクが好みではない

・カーブを変えたい

この様な症状やご希望で交換される方が多いです。

ポット交換

作業例として上記写真の右側のポットが元々ついていたものです。

左が当店での交換作業終了後です。

はんだが広範囲に広がってしまっていたポットから、左の玉のようなはんだへ

新しいポットへ交換する際に配線の取り回しもやり直すため、全体的な配線も美しく仕上がります。

ハンダの使い分け

当店では、はんだを美しく仕上げ音質向上を図るため、はんだの種類を使い分けております。

はんだの用途は主にこの三つ

・ギターやペダルをはんだづけする際においては、ケーブルへの予備はんだ

・ポットやジャック部への盛り付けるようなはんだづけ

・基盤のホールへ流し込む様はんだづけ

予備はんだはある程度しっかりと内部の芯線まで流す必要がありますので流れやすい はんだケスター44を使用しております。

この流れやすいはんだをポット裏に慣れていない人が作業すると、

べちゃっと広範囲に広がってしまいキレイな見栄えにならず、またしっかりとはんだ付けできず接触不良を起こす可能性があります。

そのため、ポットの裏へ配線する際はもっと粘度が高く、

個人的には音質的にも優れていると思っております流れにくい硬めのはんだを使用しています。

もちろん、リペア作業の際にはケスター44がご希望であればケスター44での作業も可能です!

当店で使用しておりますポットのアース部等やスイッチの重要な部分に関しましては音質と導電性、仕上がりを考量してはんだもチョイスしております。

その他のご依頼

その他の作業メニューとしましては、

作業例

・配線材のグレードアップ

・ピックアップ交換

・コンデンサ交換

・サーキット作成

上記がよくご依頼いただいております、一例です。

その他のご提案としましては、スムーステーパー回路です。

スムーステーパー回路をエレキギターエレキベースに導入することによって、

ボリュームを絞った時のハイ落ちを防げます。

歪んだサウンドからボリュームペダルなどでクリーンサウンドを

多用される方などにおススメの改造です。

その他にも、お客様のこだわりや改造案がございましたら、お気軽にご相談ください。

当店のリペアマンとお客様と対話を重ねながら作業を行っていきます。

リペア、カスタム工賃

当店での各電装作業工賃

ピックアップ交換¥3500~(一か所追加ごと¥1500UP)
ポット交換¥2200~(1か所追加ごとに¥1800P)
コンデンサー交換¥2600~
セレクター交換 ¥2600~
アッセンブリ配線手直しご相談ください

※パーツ代は別途となります。

上記は電装系のリペア工賃例です。

その他のリペアや改造も行っております。

作業工賃は機体の状態や、パーツの種類などで変動する場合がございますのでご相談くださいませ。

また作業内容やタイミングによってはお預かりさせていただく場合がございます。ご了承くださいませ。

ご不明点やご相談等、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡Part.2

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

世間ではGoToキャンペーンの一時停止など、
コロナ感染におびえる日々が続いております。

地元への帰省を控える方もおられ、
この年末年始はあまり外出できないことが予想されます。


そんな時はおうちでギターを弾きましょう。

さて、前回のPart.1の記事から2ヵ月経ってしまいましたが、
引き続きお手軽リペアをご紹介させていただきます。


3、フレットエッジの処理

フレットエッジとは、フレットの端のことです。
そのままです。

このフレットのエッジは、指板に対して斜めにカットされており、
演奏中の左手への干渉を軽減しています。

また、より手への干渉を抑えるために、エッジ面の淵の角を丸く加工しており、
引っかからずスムーズに運指できるようになっています。

もしエッジが斜めでなかったり角が立っていたとしたら、
1曲演奏する間に左手が血だらけになってしまうでしょう。

以外とこのエッジは演奏性に大きく影響しています。

しかし、ギターは木材でできていますので、
フレットの打ちこまれている指板が乾燥により収縮してしまい、
フレットが指板の端から少し出っ張ってしまうことがあります。

また、エントリーモデルのような安価なギターの場合、
出荷時の段階でフレットの角があまり丸くなっておらず、
手に当たると若干引っかかりを感じることがあります。

このような場合は、エッジを削り角を丸く加工することで、
症状を改善することができます。

もし、演奏中に引っかかりを感じる場合はぜひご相談ください。

4、アコギの弦高調整

エレキギターの弦高調整を含めた基本調整については、前回の記事でご紹介しましたが、
今回はアコースティックギターの弦高についてです。

エレキギターでは、 弦の支点となるサドルは金属パーツで、
ネジにより高さを調節することができますが、
アコースティックギターの場合は牛骨などでできており、
容易に高さを変えることができません。

そのためアコギの場合は、サドルの底面を削り背を低くすることで、
弦高の調整を行います。

なお、サドルを削る際は、ボディへの振動伝達を損なわないよう、
底面を平に保つ必要があり、意外とシビアな作業となります。

弦高が下がれば押弦がしやすくなり、
難しいコードや早いコードチェンジも楽に行うことができます。

弦高が高い、弦が押さえにくいと感じる場合はぜひご相談ください。

以上お手軽リペアのご紹介でした。
これら以外にも様々なリペアを承っておりますので、
お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください!


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 10:00-19:00 ※日曜定休)

〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町2-6-18 1F
ディバイザー製品専門店 SOAR MUSIC バッカス堂
取扱ブランド Bacchus / Momose / STR / Headway 他

リペア修理

音楽スタジオ

音楽教室

初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡

毎度ご愛読いただきありがとうございます。
リペアスタッフの平です。


今般のコロナ禍により、仕事や私生活が一変してしまった方も多いかと思います。第一波から半年以上が経ち、世間もこの状況に慣れてきたように思いますが、感染のリスクにはまだまだ気を抜けません。

そんな状況、なるべく外出を控え巣ごもりするなかで、
気軽に始められる趣味として皆さんが注目したのが楽器ではないでしょうか。

ギターも安いものなら1万円程度で購入できてしまうので、
この機に始められた方も多いかと思います。


ですが、これだけ安価で気軽に始められるせいなのか、
ユーザーの認識として、ギターが簡単な造りで壊れにくく、
取扱に気を遣う必要のない物、という誤解が生まれています。

もともとギターもヴァイオリンなどのように職人の手で作られる数十万円する楽器です。
それが機械加工の進歩やユーザーのニーズに応える形で安価な廉価製品が製造され、材料費や人件費を極限まで抑え今や1万円台で買えるような価格になりました。

しかしそれはギター自体の構造が変化したのではなく、
作り方が変わったにすぎません。

ギターは綿密な設計のもと細部まで精密に加工、製作され、
その時の状態やプレイヤーに合わせてセットアップされ、
ようやく楽器として活躍することができるのです。

そのため、日ごろのメンテナンスを怠れば当然状態は悪くなり、
状態が悪くなれば、弾きにくい、ちゃんと音が出ない、ということになってきます。
それが安価な製品であればなおさらです。


つまり、どれだけ安かろうが高かろうが、
家でこっそり弾こうがステージでライブをしようが、
楽器である以上メンテナンスを行わなくてはいけません。

楽器は、相棒、ペット、恋人、家族です。

気軽に買ったはいいが少し弾いたら部屋の隅に乱雑に置かれ、
飽きれば押し入れに押し込まれ壊れれば捨てられる。

そんな扱いはあんまりではありませんか。

どんな楽器も愛情をもって接してあげてください。


長々と説教のようになってしまい申し訳ありません。
この記事を読んでいるあなたは楽器を大事にしてる方ですよね?


と、前振りはこのくらいにして、そろそろ本題に入っていきましょう。


今回のテーマは
初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡
となります。

どれだけ愛情をもって接しても、どうしても楽器は消耗してしまいます。
自分でできることも限られてしまいます。

そんな時は楽器のプロに任せてしまいましょう。

楽器の修理やメンテナンスは高額な作業ばかりではなく、
お手頃価格ですぐにできることもたくさんあります。
しかも状態によってはいっきに弾きやすくなります!

そんなリペア内容をご紹介していきますよ。


1、基本調整

最初はその名の通り、基本の調整です。

当店ではエレキギターの基本調整として、
ネックの反り、弦高、オクターブピッチの3点を主に調整致します。

弦高とは、弦とフレットの間隔のことを指します。
弦高が高いと弦を押さえる余計な力が必要になりピッチも不安定に、
逆に低いと音詰まりやフレットとの接触音(いわゆるビビり)が出てしまいます。

ネックが反ることでも弦高が変化してしまうので、
ネックの反り具合が要になってきます。

オクターブピッチは、12フレットでの音程のことを指し、
各弦の弦長のを変えることで調整します。
これが合っていないと、通常のチューニングをしても、
フレットを押さえた時の音が音痴になってしまいます。

この3点は、どんなギターにも共通し、
演奏性や音に直結する基本的な調整ポイントとなります。
そのため、ここが調整できている物とできていない物では
“圧倒的に” 楽器としての質が異なります。

また基本的な反面、狂いやすい箇所でもあるため、
季節の変わり目や弦交換のタイミングなどでこまめに調整する必要があります。

コードが押さえにくい、弦がビリビリ鳴るなどの症状が出ている場合は、
この基本調整で解決できるかもしれません。


そんな重要な調整が、当店ではなんと¥2,500!!

アコースティックギターの場合は、基本はネックの反りの調整のみなので、
¥1,100にて承っております。


2、ナットの調整

次に紹介するのはナットの調整です。
ナットとはギターの0フレットの位置にあたる弦の支点となる場所です。

ギターの設計上では、ナットの溝の深さ(指板からの高さ)は、
フレットの高さと等しくなっています。
しかし必ずしも計算通りで上手くいくわけではないので、
フレットより若干高めにするのが一般的です。(0.1mmとか?)

この溝が浅い場合は、ナット付近での弦高が高くなってしまいますし、
稀ですが深すぎる場合は、解放で弾いた際に音詰まりが起きてしまいます。
また厳密には深さだけでなく溝の形も音質においてとても重要な要素になります。

ですが、安価なモデルなど工場生産の楽器の場合、
このナットの加工も機械で行われる場合があり、深さや形が安定しておらず、
また深さに余裕をもってかなり浅めになっていることが多いです。

それを手加工で各弦の溝をそれぞれ調整するのがこのナット調整になります。


特にアコースティックギターの場合は、ローポジション(ローコード)で演奏することが多いため、ナットが調整されていると、かなり押さえやすくなります。

初心者が最初に躓く壁と言えはFなどのバレーコードですが、
原因として、このナットの溝が浅いために押さえ辛く挫折してしまう場合がとても多いです。

もしあなたがFコードに苦戦している場合は、ぜひ一度ご相談ください。

こちらの工賃は¥2,750となります。


今回は2つご紹介しました。
また次回に続きます。


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 10:00-19:00 ※日曜定休)

〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町2-6-18 1F
ディバイザー製品専門店 SOAR MUSIC バッカス堂
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リペア修理

音楽スタジオ

音楽教室

リペア作業日誌~フレット交換~

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペア担当の平です。

今回はフレット交換の様子をご紹介。
(度々記事にしていますが…)

今回の患者さんはフレットがかなり摩耗しているご様子。

いきなりの余談になりますが、
フレットの素材はニッケルシルバーという合金でできています。

そのフレットにこすり合わされる弦は、
巻弦がニッケルの合金、プレーン弦がスティールでできています。

フレットのニッケルシルバーもニッケルの合金ですが、
含有率の半分以上を銅が占めており、柔軟性の高い金属となっています。
スプーンなどの食器にも使われる素材なので、
柔らかさは何となくお分かりになるかと思います。

それに対しニッケルやスティールは比較的硬質な金属なため、
より柔らかいフレットが摩耗してしまうというわけです。

ちなみにそんなフレットの摩耗を防ぐために、
ステンレスのフレットなんかも存在します。

お話を戻しますが、今回はそんな摩耗したフレットを
新品のフレットに交換する作業になります。

まずはフレットを全て抜いてしまいましょう。

指板を傷つけないよう慎重に抜いたら、
次は新たに打ち込むフレットを用意します。

なお、今回の患者さんは指板の両脇に、
バインディングという保護 兼 装飾が施されています。
(側面にある細い白いやつです。)

このバインディングがあると、
フレットを打つ際フレットのタングに干渉してしまいます。

フレットの各部位は、弦に触れる丸い部分のビート、
指板に埋まっているタング、タングが抜けないようにするスタッド
とそれぞれ呼ばれます。

このスタッドが、バインディングと干渉してしまい、
うまく指板に埋まることができません。

そのため、バインディングと被るフレットの両端は
タングをカットする必要があります。

そんなときに登場するのがこの秘密道具!
その名も「タングニッパー」です!

このしゃくれたアゴでタングを噛みちぎります。

噛みちぎられた後がこちら。

フレット全てのタングを処理した後、
指板に打ち込んで若干すり合わせて磨き上げれば完了です。
(作業風景は割愛)

新品のフレットは運指もスムーズで気持ちがいいですね。

あなたも摩耗したフレットでお困りの際は、
是非フレットの交換をご検討ください!



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フレットエッジの球状仕上げ

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

冬も過ぎ去り春の香りを感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

春は出会いと始まりの季節。

新しい季節の到来に心躍らせ、
自分も何かを始めようと意気揚々と引っ張りだすギター。

おもむろにネックに手をやると、、、

「む!フレットが痛い!!」


なんていう体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ギターの大部分を占めている木材。
木材は湿度によって膨らんだり縮んだりします。

冬は乾燥するためネック材が縮み、
金属のフレットの端が飛び出してしまうこともしばしば。
こうなると手に当たってとても痛いです。


ということで今回はフレットエッジの加工です。

しかも今回はタイトルの通り球状仕上げを施しました。


最初の状態がこちら。
フレットの端が若干飛び出していることが分かります。

また、もともとフレットエッジがとがった形状をしていたため、
余計に手に当たると痛い状態です。

そして施工後。

ご覧の通りフレットエッジが球状に。
最初の状態と比べると一目瞭然です。

ただエッジを丸めるよりも球状にすることでより手触りがなめらかになり、
なんだか見た目もゴージャスです。


久しぶりにギターを引っ張り出したあなた。
フレットで怪我をしてギターを嫌いになってしまうその前に、
ぜひ一度当店にお持ちいただき、ギターとともに新しい春を迎えましょう。


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リペア作業風景~特殊加工~



毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。


この記事を読んでいる方はきっと
楽器における調整の大切さは理解して頂いているかと思います。

調整するとしないとではサウンドもプレイアビリティも段違いです。

エレクトリックの楽器は比較的調整が容易にできるため、
簡単な調整であれば誰でもできます。

日頃のこまめなメンテナンスはとても大切です。


しかし、楽器によっては特殊なパーツを使用していたり、
難しい調整が必要だったり、素人には手に負えないこともしばしば…

今回のお相手もなかなかの曲者です。




こちらは70年代後半に製作されたIbanezのギター。

40年前に作られたと考えるととても状態のいい機体です。


しかし、ネックが若干波打っており、
3~5フレット付近で音詰まりしてしまいます。

通常この様な場合は、トラスロッドを調整するか
弦高を上げて対処しますが、

ロッドではストレートにできず…
次は弦高を、とブリッジに手を伸ばすと、



Ibanezのオリジナルパーツで特殊な構造をしているのですが、
なんと調整用のネジが回らないではありませんか!

しかもネジ山が折れてしまっています。

交換パーツが手に入ればいいのですが、
古い機体のため困難でしょう。

このままでは調整出来ないので
他の方法で弦高を上げるしかありません。


このブリッジはサドルパーツの下に
もう一つ別のパーツが埋め込まれており、
ボディにネジ止めされています。

つまり、ボディとの間に高さを出す
シムをかましてやれば万事解決です!


まずは糸のこ盤で端材を適当な大きさにカット。


今回はローズウッドの端材を使用。
贅沢です。


シムにもネジ穴を開けボディにポイ。


このままでは弦高が少し高かったので、
シムの厚みを目的の弦高になるまで削り、完成です!


これでひとまずは調整完了ですが、
今後弦高の調整が必要になった場合は
またシムをいじらなくてはならないので大変ですね…


古い楽器のメンテナンスは大変ですが、
それに見合うくらい価値のあるものですし、
思い出の詰まったものなら尚更大切にしたいですよね。


大切なビンテージギターの調整も
ぜひ当店にお任せください!!



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リペア修理

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簡単機体チェックPart.4

毎度ご愛読ありがとうございます。

リペアスタッフの平です。

 

今回も引き続き「簡単機体チェック」です。

まだ前回をお読みでない方はこちらからどうぞ。

Part.1 ①ネックの反り
Part.2 ②弦高、③ナット
Part.3 ④ピックアップの高さ

 

 

今回のPart.4は、今までと少し変わって

故障しやすいポイントのチェックです。

 

 

5、アウトプットジャック

 

エレキギターには必ず搭載されているアウトプットジャック。

ここにケーブルを接続し電気信号をアンプなどへ出力します。

 

ジャックは頻繁にケーブルを抜き差しするため、

固定しているナットが緩みやすくなります。

 

また、練習中やライブなどで激しい動きをするとケーブルがねじれ、

ジャックのナットが緩んでいるとジャックが回転してしまい、

ジャックの配線が切れてしまうことがよくあります。

 

配線が切れてしまうともちろん音が出なくなりますし。

もし大事なライブ中に起ころうものなら大惨事です。

 

なので、ジャックが緩んでいると思ったら

スパナなどのレンチでしっかり締めておきましょう。

 

もし切れてしまった場合は専門のお店に依頼しましょう。

 

 

6、コントロール

 

ギターにはボリュームやトーンといった音をコントロールするツマミがついていますが、

これらをコントロールするものをポッドと言い、このポッドがナットで固定され搭載されています。

 

そしてこれもよく動かしますので、必然的にナットが緩みやすくなってしまいます。

 

ナットが緩んでしまうと、ツマミを回した際にポッドごと回転してしまい、

配線が切れることがあります。

 

さらに、そもそもポッドは回して使用するため、

ポッドごと回してることに気づかないことも…

 

なので、ツマミを回して違和感があったりグラグラしている際は、

きちんとナットを締めてあげましょう。

 

 

7、ストラップピン

 

楽器を立って弾く際にストラップを引っかける場所がストラップピンです。

 

ストラップピンは直接ねじ止めされている場合が多く、

ストラップを使用しているとやはりネジが緩んでしまいます。

 

そのまま使用していると演奏中に抜けてしまった、なんてこともしばしば。

ですので、ストラップピンも日頃から気にかけるようにしましょう。

 

ただ注意が必要で、緩むからと言って強く締めすぎてしまうと

ボディが割れてしまったり、ネジ穴が崩れてネジが締まらなくなることがあります。

 

なので、締める際は力いっぱい締めず、

どうしても緩む場合は専門の方に依頼し補強してもらいましょう。

 

 

当店では楽器の調整はもちろん、

状態のチェックや電装系の修理改造なども承っております。

 

質問なども受け付けておりますので

お気軽にお問い合わせくださいませ!


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簡単機体チェックPart.3

毎度ご愛読ありがとうございます。

リペアスタッフの平です。

 

今回も引き続き「簡単機体チェック」です。

まだ前回をお読みでない方はこちらからどうぞ。

Part.1 ネックの反り

Part.2 弦高、ナット

 

 

それではPart.3をどうぞ

 

 

4、ピックアップの高さ

 

エレキギター・ベースには、ピックアップという弦の振動を磁界を利用し

電気信号に変える仕組みを持った、いわゆるマイクが搭載されており、

これがエレクトリックなサウンドを生み出しています。

 

つまり、ここで弦振動による「生の音」が「電気信号」へと変換され、

全く別物に変身しているので、

 

このピックアップが、スピーカーから聴こえる最終的な「楽器の音」に対する

第2の要因になります。

 

セカンドファクターです。

 

簡潔に言うと、

 

ピックアップ=大事

です。

 

なので、ピックアップを好みのものに交換するというのは、

劇的に音が変化しますし分かりやすくはあるのですが、

ピックアップは何しろ種類が多く奥が深いです。

 

値段も高く、○○の年代のサウンドが~、

という具合で選ぶのはなかなかに難しいです。

 

今回のテーマは「簡単機体チェック」なので、

ピックアップ交換については触れずに、

もっと手軽にチェックできるポイント

「ピックアップの高さ」について紹介します。

 

カラオケに行ったことがある方ならお分かりかと思いますが、

歌う時にマイクを口に近づけると音が大きく、遠ざけると小さくなりますよね。

 

それはギターのピックアップも同じで、

高さを上げて弦に近づけると大きく、下げて遠ざけると小さくなります。

 

更に、近い方がピッキングのニュアンスも繊細にダイナミクス豊かになり、

遠いとコンプレッサーのかかったように粒のそろった安定したサウンドになります。

 

なので、

バラードなどの情緒的なメロディや、際立つギターソロをよく弾く場合は近く、
ギターボーカルで歌いながらバッキングを弾く場合は遠ざける

というセッティングが適していると思います。

 

但し注意が必要なのが、

「近づけすぎると音程が悪くなってしまう」ということです。

 

ピックアップには磁石が入っていますので、

弦が磁力で引っ張られてしまうのです。

 

なので高さの目安は、

最終フレットを押さえた時にピックアップのポールピースと弦の隙間が3mm

といったところです。

 

 

ここから好みに合わせて調節してみてください。

 

また、もう一つ注意点があり、

「6弦側だけ近く」などということにすると、音量のバランスが悪くなるので、

6弦と1弦で同じ高さになるように、または少し1弦が近くなるように合わせると

バランスが良くなります。

 

また、ピックアップが複数の場合は、

それぞれで音のばらつきが出ないようにセッティングする必要がありますので、

もし自分で調節するのが不安な場合は、是非当店までご相談ください!

 

その他楽器に関することなら何でもお気軽にお問い合わせくださいませ!

 


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簡単機体チェックPart.2

毎度ご愛読ありがとうございます。

リペアスタッフの平です。

 

前回のリペア・改造日記に引き続き「簡単機体チェック」です。

まだ前回をお読みでない方はこちらからどうぞ

 

 

2、弦高

 

弦高とは、その名の通り弦の高さのことです。

弦高が低いと音詰まりやビビりの原因に、

高いと各フレットでのピッチや演奏性に問題が出てきてしまいます。

 

また、高さがバラバラだと、正確なピッキングに支障が出ますし、

もし気付かずバラバラなままで練習してしまうと、

悪い癖がついてしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

それでは弦高の確認方法ですが、用意するものは1つ。

端からメモリの始まっているスケール(定規)です。

 

 

これを12フレットにあてフレットから弦までの高さを見ます。

 

弦高の目安は、

ギター 1弦:1.5mm~6弦:2.0mm

ベース 1弦:2.0mm~4弦:2.5mm です。

 

一般的には弦高は低い方が弾きやすいと言われますが、その限りではないので、

演奏方法やプレイスタイルに合わせて自分に合った弦高を見つけましょう。

 

スケールで各弦の高さを確認しながら、ブリッジにあるサドルで弦高を調節します。

ギターなど弦の多い場合は、1,3,6弦をスケールで合わせ、後は目視で合わせる方法もあります。

この時、各弦の並び方が指板のR(丸み)と同じ山なりになるようにします。

自分に合ったやりやすく正確な方法で調節しましょう。

 

また、レスポールなどのブリッジで各弦での弦高調整ができない構造の場合は、

予め各サドルのバランスがとられているので、ブリッジの両端のネジで全体の高さを調節します。

 

そして弦高調整の注意するポイントは、サドルの角度です。

 

各サドルが独立して調節できる場合、

1つのサドルに対して2つのネジがついていることが多いのですが、

2つのうち片方だけを回すとサドルが傾いてしまいます。

 

傾いてしまうと、弾いた時にサドルから弦が外れてしまう「弦落ち」や、

片方のネジがブリッジのプレートから浮いてしまうと、サドルの振動でノイズが出てしまいます。

 

なので、弦高を調節する際は両方のネジを均等に回し、

ブリッジプレートに対して平行になるように気を付けましょう。

(テレキャスターに搭載されているような1つのサドルに弦が2本乗っているタイプでは、

弦高に合わせてサドルが傾くのが正常です。)

 

 

これで弦高の調整は完璧です。

弾きやすくいい音が出るようになりましたか?

 

それでは次へ。

 

 

3、ナット溝の深さ

 

先ほどはブリッジでの弦高でしたが、次はナットでの弦高です。

 

ナットでの弦高による不具合はブリッジとほぼ同じですが、

ナットは消耗品のため、すり減って深くなったり広がったりしてしまいます。

 

ナット溝の形状が悪くなると、ノイズが出たり音質への影響が大きくなってしまうので、

重要なポイントになります。

 

深さのチェック方法はとても簡単で、

2フレットと3フレットの間を押さえ、1フレットと弦の隙間を見ます。

 

 

理想的な隙間の幅は、紙がギリギリ通るくらいの付きそうで付かない距離ですが、

離れていれば溝が浅いですし、隙間が無くくっついてしまっていると深すぎます。

 

しかし、フレットが摩耗ですり減っていたり、各フレットの高さがフラットでない場合などは、
この方法で判別することはできません。

 

ただ、ナット溝の調整は削る必要があるため、専門の方に任せる必要があり、

溝が深すぎる場合はナットの再製作が必要です。

 

あなたのギターのナットに何か問題があった場合、

または「分からないけど気になる・診てほしい」という方は、

お気軽に当店までお問い合わせくださいませ!

簡単機体チェック Part.1

毎度ご愛読ありがとうございます。

リペアスタッフの平です。

 

 

あなたは自分の楽器のことを把握出来ていますでしょうか。

 

楽器だって使えばもちろん消耗していきます。

エレキギターなどは電子機器ですので回路の故障や、

ネックの反り、フレットの摩耗など、

気づいた時にはひどい状態になっていることもあります。

 

大事な時に使えない!なんてことが無いように、

日頃から楽器の状態をチェックし把握しておくことが大切です。

 

 

今回から数回に分けて「起こりやすい症状とそのチェック方法」

についてお話します。

 

 

1、ネックの反り

 

まず一番起こりやすいのがネックの反りです。

 

とは言えこれは故障という程のものではなく、必ず起きることなのです。

木材に金属の弦を張っているわけですから、そりゃ反るわという話なのです。

 

しかし、ネックが反ってしまうと問題も多く、

弦が抑えにくくなったり音程が合わなくなったり、

更にはビビりや音詰まりで音が出なくなる場合もあります。

 

そんなネックが反っているかを確認する方法は、まず「目視」です。

 

ヘッド側、もしくはブリッジ側からネックを真っ直ぐ見ます。

この時弦は張った状態でチューニングもいつも通りに合わせておきましょう。

弦の張力でネックは動いてしまいますからね。

 

ネックを真っ直ぐに見ると、張ってある弦はピンと真っ直ぐなわけですから、

この弦と対比させ物差し代わりにする事でネックの反り具合がわかります。

 

 

また、1フレットと最終フレットを押さえ、ネックの中腹部分(9フレット辺り)の

フレットと弦の隙間で反りを判断することもできます。

 

 

当店はやや順反り気味を推奨しているので、

1フレットと最終フレットを押さえた時の9フレットと弦の隙間は、

厚紙が入る程度がベストです。

 

起こりやすい反り方としては、弦の方向に反る「順反り」です。

順反りだと、ヘッド側の1,2フレット付近に比べてネックの中腹がやや弦から遠ざかり、

ブリッジ側の最終フレット付近ではまた近付いている、というようになっています。

また、これとは逆に反った「逆反り」もあります。

 

修正方法は、ネックに仕込まれたトラスロッドの、外から見えているアジャスターを、

楽器購入時に付属している六角レンチなどで回します。

順反りなら右回り、逆反りなら左回りに回すとネックが真っ直ぐになります。

(回した後はゆるみ防止のために必ず右回りに締めて終わりましょう。)

 

なお、回しすぎるともっと重大な故障の原因になるため、

不安な場合は楽器店などの専門の方に依頼しましょう。

 

また、ネックの反りは上記のような単純なものだけではなく、

弦の張力のバランスにより低音弦側が大きく反っていたり、

ブリッジ側が大きく弦側に吐出したようになることもあります。

 

このように大きく反っていたり複雑なねじれが起きている場合は、

トラスロッドの調整だけでは対処しきれない場合があるので、

その際はお気軽に当店までお問い合わせください。

 

当店では基本的なネック調整・現行調整・オクターブチューニング

の3点をセットで調整致します。

 

気になる方は是非当店までご連絡下さいませ!

 


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。

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