【リペア】ポットやジャック、電装部のカスタムに関しまして。

いつもご愛読ありがとうございます。

ここ最近お客様からお持ち込みリペアのご依頼が増えております。

その中でも特に多いご依頼が電装系です。

過去に行った電装系のリペア作業やカスタムのご提案、作業工賃をご紹介していきます。

作業例

特にご依頼が多いのがポット交換です。

・経年劣化によりいつの間にかガリが出てしまった

・トルクが好みではない

・カーブを変えたい

この様な症状やご希望で交換される方が多いです。

ポット交換

作業例として上記写真の右側のポットが元々ついていたものです。

左が当店での交換作業終了後です。

はんだが広範囲に広がってしまっていたポットから、左の玉のようなはんだへ

新しいポットへ交換する際に配線の取り回しもやり直すため、全体的な配線も美しく仕上がります。

ハンダの使い分け

当店では、はんだを美しく仕上げ音質向上を図るため、はんだの種類を使い分けております。

はんだの用途は主にこの三つ

・ギターやペダルをはんだづけする際においては、ケーブルへの予備はんだ

・ポットやジャック部への盛り付けるようなはんだづけ

・基盤のホールへ流し込む様はんだづけ

予備はんだはある程度しっかりと内部の芯線まで流す必要がありますので流れやすい はんだケスター44を使用しております。

この流れやすいはんだをポット裏に慣れていない人が作業すると、

べちゃっと広範囲に広がってしまいキレイな見栄えにならず、またしっかりとはんだ付けできず接触不良を起こす可能性があります。

そのため、ポットの裏へ配線する際はもっと粘度が高く、

個人的には音質的にも優れていると思っております流れにくい硬めのはんだを使用しています。

もちろん、リペア作業の際にはケスター44がご希望であればケスター44での作業も可能です!

当店で使用しておりますポットのアース部等やスイッチの重要な部分に関しましては音質と導電性、仕上がりを考量してはんだもチョイスしております。

その他のご依頼

その他の作業メニューとしましては、

作業例

・配線材のグレードアップ

・ピックアップ交換

・コンデンサ交換

・サーキット作成

上記がよくご依頼いただいております、一例です。

その他のご提案としましては、スムーステーパー回路です。

スムーステーパー回路をエレキギターエレキベースに導入することによって、

ボリュームを絞った時のハイ落ちを防げます。

歪んだサウンドからボリュームペダルなどでクリーンサウンドを

多用される方などにおススメの改造です。

その他にも、お客様のこだわりや改造案がございましたら、お気軽にご相談ください。

当店のリペアマンとお客様と対話を重ねながら作業を行っていきます。

リペア、カスタム工賃

当店での各電装作業工賃

ピックアップ交換¥3500~(一か所追加ごと¥1500UP)
ポット交換¥2200~(1か所追加ごとに¥1800P)
コンデンサー交換¥2600~
セレクター交換 ¥2600~
アッセンブリ配線手直しご相談ください

※パーツ代は別途となります。

上記は電装系のリペア工賃例です。

その他のリペアや改造も行っております。

作業工賃は機体の状態や、パーツの種類などで変動する場合がございますのでご相談くださいませ。

また作業内容やタイミングによってはお預かりさせていただく場合がございます。ご了承くださいませ。

ご不明点やご相談等、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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ポット交換レスポールタイプ編

いつもご愛読いただきありがとうございます。

今回はグレコのレスポールタイプのリペアとなります。

症状

今回お預かりしたのはグレコのレスポールタイプです。

ジャパンビンテージといわれる年代のものですね。

配線方法をシリーズ(直列)からパラレル(並列)に、

ご自身でされたようで

フロントボリュームを8以上に上げると音が出なくなってしまう

とのご相談でした。

考えれらる要因

機体の不良の原因を考えていきましょう。

・配線材の断線、劣化

・ポットの経年劣化、ハンダ不良

・配線が間違っている

以上3点かとおもわれます。

アッセンブリーのチェック

それでは、配線のチェックをしてまいりましょう。

ここから不良の要因を紐解いていきましょう。

フロントボリュームを8以上にあげると音が出ないということなので、

フロントのボリュームポットをチェック、症状が確認できました。

一番左上がフロントのボリュームポットです。

リペア配線担当のJK氏曰く、

ポットに配線するときにハンダでポットの端子に、

ハンダを流した際端子から流れたハンダとハンダのフラックスが、

抵抗部に流れ込んでしまったことが原因でした。

また、シリーズ・パラレルの切り替え配線方法も間違っていたようで、

配線のやり直しも並行して行っていきます。

取外したフロントボリュームポット

修理開始

取り外したボリュームポットを再利用するよりも、

新たなポットを使った方が安心感と安定性がありますが、

今回はお客様がスイッチポット部にかつて取り付けておられたポットを流用いたします。

配線のやり直し部分のハンダ個所は、

丸い球のようなハンダです。

ほかのポットに残っているハンダは、

すでにある程度熱が加えられていたためこれ以上

熱を加えてしまうと壊れてしまう可能性が、

あるため敢えて残しております。

奇麗な見栄えにしようとして、ポットを壊してしまっては元も子もありません。

あとは、コンデンサやその他もろもろをつけて完成です。

完成

完成いたしましたのでビフォーアフターでご紹介します。

BEFORE
AFTER

いかがでしょうか?この後ジャックの出力部も手直しさせていただきました。

だいぶスッキリとしました。

下記リンクからお問い合わせや、リペアを承っております。

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JAZZ BASS  ピックアップ交換                             DUNCAN編

最初に



ば ん は JKです!

今日もリペアブログ出張偏ということで、SOAR MUSICさんに
お邪魔しています!

12月8日といえばそう!

J.K.ローリング氏のハリーポッターと賢者の石の

日本での発売日ですね!

当店にも永劫の時を生きる広島出身の魔法使いが一人いるのですが、

ハリーポッターで描かれている魔法の世界というのはどの程度リアルなのかを

問い合わせてみたところ7割強ぐらいはあっているとおっしゃってました。

乗せかえるのはダンカン!!

さて、今回はお預かりいたしましたジャズベースのピックアップ交換です。

今回お持ち込みいただいたモデルは SEYMOUR DUNCANのSJB2のセットです。

ジャズベース用のリプレイスメントピックアップの中では定番の一品です。

ミドルがブリブリしたジャズベースセットの代名詞といっても過言ではなく、

とりあえずこれを選んでおけば間違いがないシリーズの代表格ですね!

配線材もアップグレード

また、配線の信号線が通る部分のみ、クロスワイアにてアップグレード作業を

同時にご依頼いただきました。

ヴィンテージフェンダーや、現在でもカスタムショップ製の

ハイグレードモデルに採用される古来からの配線材で、

別名プッシュバックワイアーとも呼ばれます、

むしろ海外ではプッシュバックワイヤーのほうが通りがよいかもしれません。

長年フェンダーで採用されてきただけあり、

品質も確かで交換する前の芯径に比べて、

クロスワイアーのほうが芯径が太いので、

今回交換するピックアップとの相性もばっちりです!

今回、ピックアップ交換と一部の配線材の交換も同時にご依頼いただきましたので

簡易的にではありますがVOLポット部のアース配線部が少々つき方が甘かった

部分がございましたので修繕しておきました。

交換後の音は太くパンチがきいていますが、

同時にしっかりとした抜け感と存在感が

あり非常に重心の安定したベースとして良質な音に変化したと個人的に思います。

カスタマイズ提案

これ以外にも、音を太くするための構造といたしましては

フロントピップアップとリアピップアップが、

直列につながるようにするターボスイッチをつけたり、コンデンサを変更する

ことぐらいでしょうか。

しかし、トーンを使わない人の場合、

ジャズベースの通常のコンデンサの配線におきましては

フル時には基本的にコンデンサがマウントされている端子自体に、

電気的接続がおこなわれませんので、

トーン自体を普段からよく使う方にとっての改造といえるかもしれません。

作業完了

写真は作業後しかとってなかったので、

作業した箇所だけでもよければご覧ください。

今回はPUの交換と信号線のみの交換のご依頼でしたが、

ポット背面のブリッジアース部が浮き気味になっておりましたので、

その部分のみアースは手直しさせていただきました。

赤丸が作業箇所です
赤丸が作業箇所です

ながくなってしまったのでこのへんで!

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テレキャスターシンラインのジャック交換 リペア編

いつもご愛読いただきありがとうございます。

今回はリペア編

今回は当店の配線担当JK氏の特集的なやつです。

今回のリペア機体はこちら

お客様からお預かりしたのは、こちらのBacchusユニバースシリーズ

テレキャスターシンラインモデル

このギターの不具合としては、

シールドの種類によって、音が出たり、出なかったりするとのこと。

考えられる要因は大まかに2つ

①ギターの配線材の劣化、または断線

②ジャックの経年による劣化、、または故障

それではジャックを外して原因を探っていきましょう!

今回交換するのはテレキャスターシンラインモデル

交換前

キャッツアイタイプのジャックプレート

写真ではわかりづらいですが、ジャックの内側をよーく見ると、「バリ」があります。

「バリ」とは金属やプラスチック、ゴムなどを加工するときにできる「出っ張り」やギザギザのことです。

日本語では「かえり」ともいいますが、英語が語源の「バリ」が一般的な呼称です。

おそらく、このバリが悪さをしてシールドによって相性が生まれてしまっています。

黙々と仕事をこなすJK氏

新品のジャックに交換中のJK氏

今回新しく付け替えるのは、スイッチクラフト製のモノラルジャックです。

このメーカーを使っていると一安心っていうくらい、

各ギターメーカーが使っている印象です。

交換後

配線材の長さがぎりぎりだったので、元の配線を切らずにつけなおした為、
元の配線についていたヤニ部分が茶色くなってでております。

JK氏:「配線材の長さがぎりぎりだったので、

元の配線を切らずにつけなおした為、

元の配線についていたヤニ部分が茶色くなってでております。

この場合はんだ自体がべちゃっと広がりがちになるので、

このように球を作るには少々コツが必要です。

今回は配線の交換なしでのご依頼でしたので、

上記のように配線を使いまわす形となりましたが

新品の線材をつかいますと、被覆部も含めより奇麗に仕上がります。」

とのことです。

配線のやり直し、カスタム依頼も承ります

当店では、お客様のご要望に合わせて様々なカスタムをさせていただきます。

配線材をベルデンに変更や、ジャックをスイッチクラフトへ変更。

ピックアップの交換、ポットの交換など

お客様のこだわりのパーツや、JK氏のオススメパーツを用いて

カスタマイズすることも可能です。

下のリンクからお問い合わせやご質問を承っております。

どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

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リペア作業日誌&SOARの新しい風

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

寒さも少しずつ和らぎ春の気配が近付いてまいりました。

そんな中このソアーミュージックにも春の風が流れ込んできました!

そう、アイキャッチ画像でお気づきの通り、
新たなリペアスタッフがやってきたのです!!

その名も岩崎くん。

彼は私 平と同門の キャットミュージックカレッジ専門学校 の卒業生でもあり、
既にリペアマンとしての風格を漂わせております。
(現在は配線の修理中です。写真撮影お邪魔しました。)

今後は彼が皆様のリペアをご担当させていただくこともあると思いますが、
安心してお任せくださいませ!

また新年度が始まると、新たに楽器を始める方や、
昔使っていたものを引っ張り出してくる方などが増え、
当店のリペア業務も忙しくなってまいります。

リペアをご検討の際はお早めにご相談下さいませ。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 10:00-19:00 ※日曜定休)

〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町2-6-18 1F
ディバイザー製品専門店 SOAR MUSIC バッカス堂
取扱ブランド Bacchus / Momose / STR / Headway 他

リペア修理

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初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡Part.2

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

世間ではGoToキャンペーンの一時停止など、
コロナ感染におびえる日々が続いております。

地元への帰省を控える方もおられ、
この年末年始はあまり外出できないことが予想されます。


そんな時はおうちでギターを弾きましょう。

さて、前回のPart.1の記事から2ヵ月経ってしまいましたが、
引き続きお手軽リペアをご紹介させていただきます。


3、フレットエッジの処理

フレットエッジとは、フレットの端のことです。
そのままです。

このフレットのエッジは、指板に対して斜めにカットされており、
演奏中の左手への干渉を軽減しています。

また、より手への干渉を抑えるために、エッジ面の淵の角を丸く加工しており、
引っかからずスムーズに運指できるようになっています。

もしエッジが斜めでなかったり角が立っていたとしたら、
1曲演奏する間に左手が血だらけになってしまうでしょう。

以外とこのエッジは演奏性に大きく影響しています。

しかし、ギターは木材でできていますので、
フレットの打ちこまれている指板が乾燥により収縮してしまい、
フレットが指板の端から少し出っ張ってしまうことがあります。

また、エントリーモデルのような安価なギターの場合、
出荷時の段階でフレットの角があまり丸くなっておらず、
手に当たると若干引っかかりを感じることがあります。

このような場合は、エッジを削り角を丸く加工することで、
症状を改善することができます。

もし、演奏中に引っかかりを感じる場合はぜひご相談ください。

4、アコギの弦高調整

エレキギターの弦高調整を含めた基本調整については、前回の記事でご紹介しましたが、
今回はアコースティックギターの弦高についてです。

エレキギターでは、 弦の支点となるサドルは金属パーツで、
ネジにより高さを調節することができますが、
アコースティックギターの場合は牛骨などでできており、
容易に高さを変えることができません。

そのためアコギの場合は、サドルの底面を削り背を低くすることで、
弦高の調整を行います。

なお、サドルを削る際は、ボディへの振動伝達を損なわないよう、
底面を平に保つ必要があり、意外とシビアな作業となります。

弦高が下がれば押弦がしやすくなり、
難しいコードや早いコードチェンジも楽に行うことができます。

弦高が高い、弦が押さえにくいと感じる場合はぜひご相談ください。

以上お手軽リペアのご紹介でした。
これら以外にも様々なリペアを承っておりますので、
お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください!


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
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初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡

毎度ご愛読いただきありがとうございます。
リペアスタッフの平です。


今般のコロナ禍により、仕事や私生活が一変してしまった方も多いかと思います。第一波から半年以上が経ち、世間もこの状況に慣れてきたように思いますが、感染のリスクにはまだまだ気を抜けません。

そんな状況、なるべく外出を控え巣ごもりするなかで、
気軽に始められる趣味として皆さんが注目したのが楽器ではないでしょうか。

ギターも安いものなら1万円程度で購入できてしまうので、
この機に始められた方も多いかと思います。


ですが、これだけ安価で気軽に始められるせいなのか、
ユーザーの認識として、ギターが簡単な造りで壊れにくく、
取扱に気を遣う必要のない物、という誤解が生まれています。

もともとギターもヴァイオリンなどのように職人の手で作られる数十万円する楽器です。
それが機械加工の進歩やユーザーのニーズに応える形で安価な廉価製品が製造され、材料費や人件費を極限まで抑え今や1万円台で買えるような価格になりました。

しかしそれはギター自体の構造が変化したのではなく、
作り方が変わったにすぎません。

ギターは綿密な設計のもと細部まで精密に加工、製作され、
その時の状態やプレイヤーに合わせてセットアップされ、
ようやく楽器として活躍することができるのです。

そのため、日ごろのメンテナンスを怠れば当然状態は悪くなり、
状態が悪くなれば、弾きにくい、ちゃんと音が出ない、ということになってきます。
それが安価な製品であればなおさらです。


つまり、どれだけ安かろうが高かろうが、
家でこっそり弾こうがステージでライブをしようが、
楽器である以上メンテナンスを行わなくてはいけません。

楽器は、相棒、ペット、恋人、家族です。

気軽に買ったはいいが少し弾いたら部屋の隅に乱雑に置かれ、
飽きれば押し入れに押し込まれ壊れれば捨てられる。

そんな扱いはあんまりではありませんか。

どんな楽器も愛情をもって接してあげてください。


長々と説教のようになってしまい申し訳ありません。
この記事を読んでいるあなたは楽器を大事にしてる方ですよね?


と、前振りはこのくらいにして、そろそろ本題に入っていきましょう。


今回のテーマは
初心者・ライトユーザー必見!お手軽リペア特集♡
となります。

どれだけ愛情をもって接しても、どうしても楽器は消耗してしまいます。
自分でできることも限られてしまいます。

そんな時は楽器のプロに任せてしまいましょう。

楽器の修理やメンテナンスは高額な作業ばかりではなく、
お手頃価格ですぐにできることもたくさんあります。
しかも状態によってはいっきに弾きやすくなります!

そんなリペア内容をご紹介していきますよ。


1、基本調整

最初はその名の通り、基本の調整です。

当店ではエレキギターの基本調整として、
ネックの反り、弦高、オクターブピッチの3点を主に調整致します。

弦高とは、弦とフレットの間隔のことを指します。
弦高が高いと弦を押さえる余計な力が必要になりピッチも不安定に、
逆に低いと音詰まりやフレットとの接触音(いわゆるビビり)が出てしまいます。

ネックが反ることでも弦高が変化してしまうので、
ネックの反り具合が要になってきます。

オクターブピッチは、12フレットでの音程のことを指し、
各弦の弦長のを変えることで調整します。
これが合っていないと、通常のチューニングをしても、
フレットを押さえた時の音が音痴になってしまいます。

この3点は、どんなギターにも共通し、
演奏性や音に直結する基本的な調整ポイントとなります。
そのため、ここが調整できている物とできていない物では
“圧倒的に” 楽器としての質が異なります。

また基本的な反面、狂いやすい箇所でもあるため、
季節の変わり目や弦交換のタイミングなどでこまめに調整する必要があります。

コードが押さえにくい、弦がビリビリ鳴るなどの症状が出ている場合は、
この基本調整で解決できるかもしれません。


そんな重要な調整が、当店ではなんと¥2,500!!

アコースティックギターの場合は、基本はネックの反りの調整のみなので、
¥1,100にて承っております。


2、ナットの調整

次に紹介するのはナットの調整です。
ナットとはギターの0フレットの位置にあたる弦の支点となる場所です。

ギターの設計上では、ナットの溝の深さ(指板からの高さ)は、
フレットの高さと等しくなっています。
しかし必ずしも計算通りで上手くいくわけではないので、
フレットより若干高めにするのが一般的です。(0.1mmとか?)

この溝が浅い場合は、ナット付近での弦高が高くなってしまいますし、
稀ですが深すぎる場合は、解放で弾いた際に音詰まりが起きてしまいます。
また厳密には深さだけでなく溝の形も音質においてとても重要な要素になります。

ですが、安価なモデルなど工場生産の楽器の場合、
このナットの加工も機械で行われる場合があり、深さや形が安定しておらず、
また深さに余裕をもってかなり浅めになっていることが多いです。

それを手加工で各弦の溝をそれぞれ調整するのがこのナット調整になります。


特にアコースティックギターの場合は、ローポジション(ローコード)で演奏することが多いため、ナットが調整されていると、かなり押さえやすくなります。

初心者が最初に躓く壁と言えはFなどのバレーコードですが、
原因として、このナットの溝が浅いために押さえ辛く挫折してしまう場合がとても多いです。

もしあなたがFコードに苦戦している場合は、ぜひ一度ご相談ください。

こちらの工賃は¥2,750となります。


今回は2つご紹介しました。
また次回に続きます。


修理・調整・改造のお問い合わせは当店にて承っております。
お電話もしくは、こちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
Tel 078-222-7721 (受付時間 10:00-19:00 ※日曜定休)

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リペア作業日誌~フレット交換~

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペア担当の平です。

今回はまたまたフレット交換の様子をご紹介。
(これしか記事にすることないんか…)


毎度の内容なので記事の内容も少なめですが、
今回はメイプル指板のフレット交換を行いました。

メイプル指板は通常塗装が施されておりますので、
フレット交換の際には塗装を剥がし、交換後に再塗装する必要があります。

しかし塗装も込みだと工賃が高くなってしまいますし、
使用感など現状の指板の状態が気に入っているという場合は、
再塗装を行わないフレット交換も承ります!


再塗装を行わない今回のような場合は、
塗装に傷や割れ、剥がれが起こらないよう、慎重に作業していきます。

特にフレットのエッジを整える工程が一番神経を集中させます。

そして施工後がこちら。

また今回は若干ネックに反りがあったため、
やや高めのフレットを使用し、多めにすり合わせを行い高さを合わせました。

それでも仕上げはぴかぴかですよ。


あなたもすり減ったフレットに嫌気がさしたら
ぜひフレット交換をご検討ください!



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リペア作業日誌~フレット交換~

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペア担当の平です。

今回はフレット交換の様子をご紹介。
(度々記事にしていますが…)

今回の患者さんはフレットがかなり摩耗しているご様子。

いきなりの余談になりますが、
フレットの素材はニッケルシルバーという合金でできています。

そのフレットにこすり合わされる弦は、
巻弦がニッケルの合金、プレーン弦がスティールでできています。

フレットのニッケルシルバーもニッケルの合金ですが、
含有率の半分以上を銅が占めており、柔軟性の高い金属となっています。
スプーンなどの食器にも使われる素材なので、
柔らかさは何となくお分かりになるかと思います。

それに対しニッケルやスティールは比較的硬質な金属なため、
より柔らかいフレットが摩耗してしまうというわけです。

ちなみにそんなフレットの摩耗を防ぐために、
ステンレスのフレットなんかも存在します。

お話を戻しますが、今回はそんな摩耗したフレットを
新品のフレットに交換する作業になります。

まずはフレットを全て抜いてしまいましょう。

指板を傷つけないよう慎重に抜いたら、
次は新たに打ち込むフレットを用意します。

なお、今回の患者さんは指板の両脇に、
バインディングという保護 兼 装飾が施されています。
(側面にある細い白いやつです。)

このバインディングがあると、
フレットを打つ際フレットのタングに干渉してしまいます。

フレットの各部位は、弦に触れる丸い部分のビート、
指板に埋まっているタング、タングが抜けないようにするスタッド
とそれぞれ呼ばれます。

このスタッドが、バインディングと干渉してしまい、
うまく指板に埋まることができません。

そのため、バインディングと被るフレットの両端は
タングをカットする必要があります。

そんなときに登場するのがこの秘密道具!
その名も「タングニッパー」です!

このしゃくれたアゴでタングを噛みちぎります。

噛みちぎられた後がこちら。

フレット全てのタングを処理した後、
指板に打ち込んで若干すり合わせて磨き上げれば完了です。
(作業風景は割愛)

新品のフレットは運指もスムーズで気持ちがいいですね。

あなたも摩耗したフレットでお困りの際は、
是非フレットの交換をご検討ください!



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フレットエッジの球状仕上げ

毎度ご愛読ありがとうございます。
リペアスタッフの平です。

冬も過ぎ去り春の香りを感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

春は出会いと始まりの季節。

新しい季節の到来に心躍らせ、
自分も何かを始めようと意気揚々と引っ張りだすギター。

おもむろにネックに手をやると、、、

「む!フレットが痛い!!」


なんていう体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ギターの大部分を占めている木材。
木材は湿度によって膨らんだり縮んだりします。

冬は乾燥するためネック材が縮み、
金属のフレットの端が飛び出してしまうこともしばしば。
こうなると手に当たってとても痛いです。


ということで今回はフレットエッジの加工です。

しかも今回はタイトルの通り球状仕上げを施しました。


最初の状態がこちら。
フレットの端が若干飛び出していることが分かります。

また、もともとフレットエッジがとがった形状をしていたため、
余計に手に当たると痛い状態です。

そして施工後。

ご覧の通りフレットエッジが球状に。
最初の状態と比べると一目瞭然です。

ただエッジを丸めるよりも球状にすることでより手触りがなめらかになり、
なんだか見た目もゴージャスです。


久しぶりにギターを引っ張り出したあなた。
フレットで怪我をしてギターを嫌いになってしまうその前に、
ぜひ一度当店にお持ちいただき、ギターとともに新しい春を迎えましょう。


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